主に管理人(柚音)の腐語りやSS、オフライン情報を記載することになります。
今はイナズマイレブンのWキャプテン(鬼道×円堂)に夢中です。
CPは鬼円です。鬼円♀もありますのでご注意下さい。
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かなり前に(ドラマCD発売前)書いたものなので、色々違っていてUPしてよいか迷いましたが、せっかくですので。
宜しければ読んで下さいませ。
宜しければ読んで下さいませ。
「風丸、一緒に行こう?」
幼なじみの少女から、そんな誘いがあったのは夏合宿の夜。
肝試しの参加だった。
幼なじみ
「てっきり鬼道か豪炎寺と行くと思ったんだけどな」
正直な気持ちを腕に掴まったまま顔を上げない少女…円堂に告げれば
「だって、あいつらにみっともないところ見せられないだろ!」
と上目遣いで睨まれる。恐怖の為か涙目になっている、それは可愛いと思いこそすれ、みっともないとは思わないだろう。
特にあの二人なら。
「俺にはいいのか?」
「風丸は散々見てきただろう!」
「そこまではないと思うけどな」
俺はキャプテンなんだし…と続けた彼女は、彼女なりのキャプテンとしてのプライドがあるんだろうが、そんなのは皆気にしないと確信出来る。
特に鬼道は彼女が俺を指名した時、驚きの中に確実に嫉妬心が一瞬とはいえあったくらいだ。その強く感じた視線がすぐに和らいだのは彼女と自分との関係を考慮したのだろう。
鬼道と円堂がただのチームメイト、キャプテンと司令塔の関係から変化したことは全員の承知の上だ。
対して自分と円堂は昔から変わらない幼なじみと言う関係。兄妹みたいなものだ。
幼なじみとしても、チームメイトとしても円堂のことは大切に思っているし、鬼道との事も祝福の気持ちと共に一抹の寂しさがあったことも認める。鬼道が彼女を泣かせたら、一発殴りに行くくらいの気持ちもある。
でも鬼道のような関係になりたいかと言うと、そういうわけではない。自分達は良くも悪くも幼なじみと言う関係だけだ。
「風丸、ちょっとここ静か過ぎないか?」
「…後ろから足音でも聞こえた方がいいか?」
「や、やめてくれよ~~」
殆ど涙声な少女を見つめながら鬼道とは違う意味、立場でこれからも、この手のかかる幼なじみを守っていこうと心の中で誓った。
オマケ
風丸「で、なんでお前がここにいるんだ?鬼道」
鬼道「…円堂の悲鳴が聞こえてきたからつい…な」
風丸「つい、じゃなくて一緒に組んでた奴、置いてきちゃったのかよ?」
鬼道「…綱海だから大丈夫だろう」
?「ぎゃーー!」
円堂「ひゃっ!(風丸に抱きつく)」
風丸「(円堂を宥めながら)…今の声は……」
鬼道「(目の前の光景にちょっと眉を寄せながら)綱海だな」
風丸「あいつ、こういうの実は苦手だったんだな」
鬼道「だから立向居と組まなかったのか…」
この後、迷子になったらしい綱海が無事ゴールに辿り着いたのは2時間後のことだったらしい。
END
ゴールするのに2時間を要する肝試しって戦○迷宮並ですね。
余談ですが、管理人は怖いのは物凄くダメです(誰も聞いてないから)。
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