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 主に管理人(柚音)の腐語りやSS、オフライン情報を記載することになります。 今はイナズマイレブンのWキャプテン(鬼道×円堂)に夢中です。 CPは鬼円です。鬼円♀もありますのでご注意下さい。
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今回は遅れに遅れましたが(忘れられてる可能性大ですが)、一万HIT記念アンケート第1位の鬼円♀馴れ初め∬です。



去年のうちにあげておくべきでしたのに本当に申し訳ありません。




しかも少し前から(今もですが)家のPCがネット繋がらなくて困ってます。いや原稿は出来ますし、ネットも携帯使えばいいんですが、ちょっとPCにいくつか∬書いてたので(新年のとか)どうしよう(汗)。









そんな波乱な幕開けでしたが、2011年、今年も宜しくお願いします。


























「すまないが、気持ちに応えることは出来ない」









いつも聞いている声よりも、ずっと他人行儀で硬質なものに感じるのは鬼道のものだった。









ここは校内では有名な告白場所の一つである体育館の裏だ。ここで思いもかけないものに円堂は遭遇してしまっていた。所謂告白現場と言うものだ。









(やっぱり鬼道はモテるんだな…)









すぐに気付いて茂みに咄嗟に隠れたので、幸いにも鬼道達には気付かれなかったらしい。









こういう現場は知っている人物が相手だと余計に気まずいものがある。だが相手が相手なだけにそれほど意外なものには感じられなかった。









(俺が知らないだけで、きっといっぱいされているんだろうな)









転校生ではあるが、成績優秀でスポーツ万能な鬼道の女の子からの評判は高い。鬼道だけでなく豪炎寺や風丸も人気があり、一度ならず円堂は好みのタイプを聞いてきてくれと頼まれたことがある。









そんな困った様子の円堂を見かねた春奈が、校内新聞に本人達の了承のもとサッカー部員の好みのタイプを掲載したために頼まれることはなくなったが、今度は好きな人はいるのかと聞かれる始末だ。









これにはマネージャー達も呆れていたが、放っておくわけにもいかず、とりあえず呼び出しには円堂に迷惑がかかるから無視せずにきちんと行くようにと、件の連中に忠告したのだ。









その上で女の子達に告白したいのならどうぞと言ってのけたのだった。









サッカー一筋の男達だから告白でもされないと気付きませんよ、と言うアドバイス付きで。









だからこそ鬼道も呼び出しには素直に応じるより仕方無かったのだが、当然ながら円堂はそこまでの事情は知らされていなかった。









(あの子、クラスでも評判の可愛い子なのにな…)









鬼道に告白していた子は円堂でも知っている有名な子だったが、どうやら駄目だったらしい。泣いている姿に円堂もまた胸が痛くなった。









このままこの場にいるのは流石に悪いと今更ながらに気付いて、離れようとしたとき、それが聞こえてきたのだ。














「鬼道君、好きな、子がいるって聞いていたから…多分無理だろうなって思ってた」









「……すまない」









(え………?)









泣きながら彼女が言った台詞に、円堂はかつてないほどの強いショックを受けたのだ。
























(鬼道、好きな奴いたんだ……)









考えてみれば全然おかしいことではなく、むしろそれが中学生としては普通だ。何で今までそれに気付かなかったのかと自己嫌悪に陥りたくなる。









(でも鬼道の好きな子って……?)









これまでの鬼道の行動を振り返ってみると、学校の授業以外は部活と家の用事で忙しいはずだ。









(それに俺の相談にも乗ってくれるし、練習にも付き合ってくれるし……あれ?)









ここでやっと重大な事実に気付いた。









(鬼道って授業と部活とか以外だと、俺と一緒にいることが多いんじゃないか……?)









それも毎回自分が誘うから鬼道は断れなかったのではと思い、円堂はサァーッと血の気が引く音が聞こえそうなほど、真っ青になる。









(…もしかして俺が邪魔してるんじゃ…)









自分の誘いがあるから鬼道は好きな人を誘うことが出来ないのではないか?









(あーっ!俺の馬鹿~!)









鬼道には幸せになって欲しいと思う。今まで鬼道には色々な場面で支えてもらったり、頼ってきた。









エイリア学園の時とか崩れそうになると黙って傍らに寄り添ってくれた。泣きたいときは胸を貸してくれたりもした。









それがどれだけ力になったか。言葉では言い表せないくらいだ。









でも……。









(俺がこれからは鬼道に頼らなくても大丈夫にならなきゃな!)









それが本当なら普通だし、少し…本当に少しだけ寂しいけど、それくらいは耐えられるし、耐えなきゃいけない。









(俺が独り立ち出来たら、鬼道も何の心配もいらないだろうし)









そうしたら、好きな子と過ごす時間も作れるんじゃないか。鬼道のことだから振られることはないだろうし。









それで万事めでたしじゃないか、と円堂は半ば無理矢理気持ちの整理をつけた。









だから鬼道の隣に立つ可愛い女の子を想像した時に感じた胸の痛みには気付かないふりをした。
























続きます









さて、鬼道さんの好きな人は誰でしょう?(笑)









はい。この∬は守ちゃんの誤解による暴走です。









馴れ初めは二人ともすれ違いから始まります。




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