主に管理人(柚音)の腐語りやSS、オフライン情報を記載することになります。
今はイナズマイレブンのWキャプテン(鬼道×円堂)に夢中です。
CPは鬼円です。鬼円♀もありますのでご注意下さい。
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鬼円前提の円堂←一ノ瀬です。
明るい話に出来ず、申し訳ないm(__)m
明るい話に出来ず、申し訳ないm(__)m
「真剣勝負がしたいんだ。円堂」
「一ノ瀬…」
円堂が衝撃の事実を知った後も一ノ瀬の気持ちも気迫も変わってはいなかった。
「君のライバルになりたかった。仲間だけじゃなくて」
「とっくにそうだよ。お前は最強のライバルで大事な仲間だ」
円堂の揺るぎない言葉と瞳に、一ノ瀬は安堵と共に寂しさも覚える。
(恋人と言う位置にはもう鬼道がいる。ならせめて違う位置で円堂の心を占める存在になりたかった)
もし自分が本当にサッカーが二度と出来なくなっても忘れられないようなプレーがしたかった。
この試合を円堂が一生忘れないものにしたいと思う。
自分の想いは伝わらなくても、サッカーへの想いは伝わった。
それで充分じゃないかと思うのだ。
「…円堂、ありがとう」
一ノ瀬が隠していた円堂への想い。
それをよく知る秋はそれ以上何も言わずに去った一ノ瀬の姿に堪らなくなって円堂に全てを伝えたのは、このすぐ後のことだった。
「円堂、こんなところにいたのか。もうすぐ試合が…」
中々戻らない円堂を心配し、迎えに来た鬼道はいつもと様子が違う円堂にいち早く気付く。
「どうした?何があった?」
顔を俯けたまま胸へと飛び込んできた恋人を鬼道は優しく抱き留めた。
「…ごめん」
「円堂?」
「ごめんな」
「いいから謝るな」
円堂は鬼道の胸で泣きたいのを必死で我慢しながら謝り続けた。
理由を言えない自分を心配してくれる鬼道に。
そしてずっと想いに気付かず、受け止めることもしてあげられない一ノ瀬に。
そんな円堂を鬼道は何も聞かずにずっと抱きしめていた。
END
話がシリアスだったので少し明るいものにしたかったのですが、すみません。
そしてここでもやっぱり鬼円前提でごめん、一ノ瀬。
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