「ペンギンVSペンギン」イナイレ界最強の生物(ペンギン)が進化しての登場です。

　今回は円堂くんが本当に頑張ったと思います。前半円堂くん、後半が鬼道さんがフルパワーですよ。
　まずはとばかりGKとして身体を張ってゴールを守った円堂くん。本当にこの子は身体を張りすぎて怪我が心配です。今回も痛そうだったけど、そんなことを微塵も見せない笑顔が健気で･･･。鬼道さん達もそんな姿に(特に鬼道さんは)支えられているのが今回特にわかりました。
　GKなのにドリブルで出ちゃうところとかね。何とかチーム内の暗い(？)流れを変えようとしたんじゃないかな？
鬼道さんもそんな円堂くんの姿に完全に目が覚めたようです。鬼道さん復活のきっかけは不動の挑発で、そこからの鍵は円堂くんですね。
　影山の陰に呑まれていたのを奮起させたのが不動、そしてそこから自分はどうすればいいということを教えてくれたのが円堂くん、ということだと思います。
　必死に頑張る円堂くんの姿に、自分がすべきことは彼を支えることだと改めて決意したんじゃないでしょうか。
　それが影山の元ではなく円堂くんと一緒に、(彼がキャプテンを務める)イナズマジャパンと共に行くということなのだと思います。

　でもあの呪縛を破った瞬間にいたのが円堂くんというか、円堂くんしかいないのにはちょっとびっくり！しましたよ。ちらりと走馬灯のようにでも他のチームメイト(豪炎寺とか)が出るのかと思ったら、すんごい存在感の円堂くんに支えられ、円堂くんと一緒に歩んでいきますとばかりに頭に浮かぶのは円堂くんの顔だけ。その鬼道さんの潔さにちょっと笑ってしまいました(笑う場面じゃないのに)。
　鬼道さんにおける円堂くんの存在の大きさを改めて確認した感じです。まさに(影山の陰に対しての)光ですし、道標のような人なんだろうなと思います。

　そして元帝国三人が結束を固めたわけですが、何も知らなかった佐久間はともかく、一緒に必殺技の特訓までしておきながら、あそこまで不動を疑っていた鬼道さんが･･････。この人に一度信用を無くされると根深そうですね。
　二次元から三次元になった、問題のシュートですが、佐久間が初めて参謀らしいことをしまいたよ(初めて？)。何だかこれは帝国三人のシュートですが、精神的な柱に円堂くんの存在を凄く感じます。
キャプテンの円堂くんがいて、それによって救われている鬼道さんを初め、他の二人もその存在によって互いを信頼できたようなものかなと。
　円堂くんと会って、仲間というものを強く意識した鬼道さんと、その(変わった後の)鬼道さんによって救われた佐久間と、二人から疑われても信じると円堂くんに言われた不動が放ったシュートは、それまでの影山から習った皇帝ペンギンではない独自の皇帝ペンギンで、イナズマジャパンのためのシュートですから。
　それを見守っていた円堂くんも成長した三人に嬉しそうでよかった。何だか三人の姿がゴールを守る円堂くんを守っているようで頼もしかった。

　さてデモーニオくんは鬼道さんに先んじて素顔公開ですが、素顔がいい人そうです。素顔はあんまり似てないかもしれませんね。いや鬼道さんの顔が悪い人そうとかではなく！
　鬼道さんの紅い目に対して青い目で、どこまでも対称的な二人ですね。これを機にチームの仲間達とも親睦を深めそうで良かった。
　まったく、こんないい子達をあの男は････。

　そのミスターKによってまた新たな策謀がわかったわけですが･･･。
一足先に車で行っちゃった、赤い帽子のおじいちゃん、乗せていってあげてよと思ったのは私だけではないと思いたい。
　ミスターKの狙いは試合の結果がどう転んでもよかったんですね。これこそが真の陰謀家かもしれませんが、今回は真の黒幕ではなさそうですね(モニターを見ているのがそうでしょうね。本当の黒幕は現場には来ませんし)。
　この先が少し心配ですが、また絆が深まった円堂くん達なら大丈夫だと信じています。
　

[4回]