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 主に管理人(柚音)の腐語りやSS、オフライン情報を記載することになります。 今はイナズマイレブンのWキャプテン(鬼道×円堂)に夢中です。 CPは鬼円です。鬼円♀もありますのでご注意下さい。
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後編に1って…(汗)



はい。まだ続いてます。いい加減題名を変えようかな。



風邪が母にも移してしまったらしく大変な事態に…(大汗)









「あの人は俺を迷子だと思って声をかけて来たんだ!」



「………は?」



最愛の少女からの思いもかけない答えに鬼道有人ともあろう者が絶句した。





天才ゲームメイカー、イナズマジャパンの頭脳(ブレイン)、チームの司令塔と鬼道を指す言葉は多く、それはイコール鬼道の優秀さを表すものだ。



だが当の本人は今まさに自分の能力不足を実感していた。



恋人に何と言ってやればいいか、的確な言葉が浮かばないのだ。



「あの人だけじゃなくて、声をかけてくれた人はみんなそうだと思ってて…」



「ほぅ…」



そして冷静にもなれなかった。



(あの男だけではなかったのか…)



だがそれも当然かと納得する。



妹の携帯に送られたマネージャーの久遠からの写メで今の円堂の姿を見せられた時の衝撃と言ったらなかった。



思わずその場で春奈に頼み、写真を自分のにも転送してもらったほどだ。



交換条件として円堂と女の子Onlyの買い物をしたいから時間ちょうだいねと言われ、その交渉能力に流石は自分の妹だと感心する間もなく承諾させられ、皆には内緒にしておくから探してくるように言われたのだ。



妹曰く、こんな可愛いキャプテンに何かあったらどうするの?との事だったが、その妹の予感は見事に的中していた。



病院への道を急いで探しにいけば、ようやく見つけた円堂は見知らぬ軽そうな男にナンパされていて、思わず頭に血が昇ってしまったが、よく考えなくても彼女は全く悪くない。



が、その状況に対する感覚の違いにやはり説教は必要だと言う結論に達した。



「円堂、何人の男が声をかけてきたのかは知らんが、その全員がお前を迷子だと本当に思っていた奴はいないだろう」



「え?なんで?」



「そいつらはお前の行き先を案内するより喫茶店などに誘わなかったか?」



「あ…そういえば」



みんな自分にどこに行くのかは聞いてきたが、行き先よりもこの辺りにあると言う美味しいケーキのお店やアイスのお店などを紹介されたな、と円堂は思い返す。



「そういうのをナンパと言うんだ。もう少しお前は危機感を持て」



「ナンパ?でもナンパって…」



深い溜息をつきながら説教する鬼道の言葉に円堂は首を傾げる。



「可愛い女の子がされるんだろう?なら俺のは違うと思う」



「………は?」



鬼道、本日二度目の絶句だった。



「俺はほら、よく男と間違われるくらいだし、それは無いって!ナンパする人だって選ぶ権利はあるだろうし」



だからお前は選ばれて声をかけられたんだ、と鬼道としては怒鳴りつけてやりたいが、そうしたところで彼女には伝わらないだろう。

冷静になれと自分を言い聞かす。



こんなに自分が冷静さを見失う事態など数少ないが、彼女はその最重要要因のひとつだ。



「円堂、お前は俺の恋人だろう?」



「な、なんだよ。いきなり」



突然「恋人」だの言われ、円堂は顔を赤く染めて、戸惑ったように視線を落とした。



その様子は恋人の欲目を抜いても文句なく可愛いし、恋人としては抱き締めて離したくないほどだ。



しかし今は円堂を説得する方が先だと必死で自分に言い聞かせる。



「だが事実だろう?」



「それは…そうだけど…」



未だそういう色めいた話題が苦手な初さもたまらない。



「そのお前が可愛くないわけがないだろう?」



「それは…鬼道が…」



「俺がなんだ?」



「えっとさ、ほら初めて見た時は可愛くないと思った犬とかも飼っちゃうと情が移って可愛くなるだろ。それと同じと言うか…」



「いや、それは違うだろう」



すかさず突っ込みを入れた。



犬と恋人を同格に置く奴がいるか!と怒鳴りたいのを我慢する。



自分はこんなに短気だったか?と自問したい気分だ。



「でも鬼道だって初めて会った時は俺のこと男だって思っただろう?」



「それは…あの練習試合の時か?」



あの時のことは正直思い出したくはないが、過去は変えられないのだから仕方ない。全部自分の所業だ。



あの時は相手の性別など気にも止めなかったが、今思えば少なくとも女子にすることではない。



帝国メンバーでも円堂が女子と知って罪悪感に駆られる者が源田を始め後が絶たなかった。



(俺が知った時はもう円堂は特別だったからな)



罪悪感も感謝も全てひっくるめて『円堂守』という一人の人間として信頼し、好んでいたのだ。



それでも女の子とだと初めて知った時は驚きと共に胸が高鳴ったのを覚えている。









続きます(汗)





申し訳ない。もうちょっと続かせて下さい。鬼道さんの語りって長い…(汗)

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