主に管理人(柚音)の腐語りやSS、オフライン情報を記載することになります。
今はイナズマイレブンのWキャプテン(鬼道×円堂)に夢中です。
CPは鬼円です。鬼円♀もありますのでご注意下さい。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一万ヒット記念小説第2位、これにて終了です。すみません。遅くなりました。
いつもオフでファーストキスは出てくるので別の雰囲気にしたら、あれれ?な展開に…。お許し下さいませ。
いつもオフでファーストキスは出てくるので別の雰囲気にしたら、あれれ?な展開に…。お許し下さいませ。
付き合い始めたのは実は世界大会の少し前のことだ。そんなに昔の話ではない。
だが当然のことながら鬼道が円堂に惹かれたのは、そのもっとずっと前の話だ。もしかしたら初めて会った時の他にはない心の揺れは俗に言う一目惚れというやつかもしれない。
本来ならば墓場まで秘密の男への恋情を告白したのは円堂に惹かれたのは鬼道だけではなく何人もいたからだ。
円堂が誰のものでもないからこそ耐えられた気持ちだ。これで円堂が誰かのものになったらと思うと焦らずにはいられなかった。
それでも円堂の気持ちが最優先で、もし断られたら諦めることは出来なくても二度と言い寄ることはしないと決めていた。
そんな玉砕覚悟の告白は意外にも受け入れられ、鬼道自身が信じられない思いでいっぱいだった。
その現実を信じられるように、円堂に自分の気持ちを知らしめるように、円堂の了解(ほぼ強引にだったが)を得て彼に口付けたのだ。
円堂の唇は温かくて柔らくて心地よかった。それに自らのを触れさせた時は電撃が走ったように胸が痺れたのを覚えている。
円堂のまだどことなく子供の身体や肌のように柔らかくて弾力がある唇を、初めてだと言うのに夢中で貪った。
最初こそ誓いを立てるように厳かにただ触れるだけだったが、唇を離した後の赤くなった円堂の顔に興奮し、二度三度と彼の唇を奪ったのだ。
きっと円堂にはどれがファーストキスかも曖昧だろう。
しばらくして(名残惜しかったが)唇を離した時、円堂の大きな瞳は涙で潤んでいて、それにまた興奮してしまった。
その興奮が実は欲情なのだと後から知ったのだ。
後になって円堂に「実はさ、初めて、その…キスされた時、緊張して何でか片足上げちゃってさ」と赤面しながら告白された。
その時はそれに気付かない程余裕がなかった自分に苦笑しつつ、そんな初々しい円堂が可愛くて堪らなかった。
初めての時などそんなものだ。勢いで上手くなんて出来るはずもない。
普段冷静に努めている鬼道ですらこうなのだから、綱海だって今いくら習ったとしても本番はその通りになど出来るはずがないだろう。
こういうのはまず雰囲気と流れを掴むのが大事なのだ。
「綱海、こういうのは相手の希望もある。それを確かめないうちに進めては後々大変だぞ」
「じゃあ、鬼道は円堂の希望を聞き出したのか?どうやって聞いたんだ?」
「…許可を貰っただけだ」
あの時、あちこちを口付けた後、円堂と視線を合わせ「いいか?」と聞いたのだ。
流石にここまでされて「なにが?」とは聞かれることはなく、うんと頬を染めながら頷いてくれた円堂のまず額にした後、その少し震える唇へとキスしたのだ。
「へぇ、許可か。んで円堂がいいって言ったんだろ?どうしたら許可って貰えるんだよ?」
「それは知らん。俺は許可を貰った側だからな」
「なぁ!円堂。何でだ!」
「え?」
まさかここで自分に返ってくるとは思わなかった円堂が驚いたような軽く目を瞠る。
「どうして円堂はいいって言ったんだよ?」
「えっとそれは……その、鬼道のこと、好きだし、鬼道は俺にそんな変なことしないって信じてるし…」
「いやキスされてんじゃん」
「き、鬼道なら何されてもいいって言うか」
「もういい。よくわかったから、円堂」
鬼道がこれ以上聞いたら、自分でも彼に何するかわからないとばかりに円堂の口を手で塞いだ。
手のひらにある柔らかい感触を何だか意識してしまうが、今はまだ部外者がいるからと必死に考えないようにする。
「とにかく大事なのはその場の空気と相手の返事だ。…やり方は人それぞれだから、お前はお前のやり方を見つけろ」
「鬼道はどんなやり方してんだよ?」
「…それは、円堂だけが知っていればいい事だ」
「そっか。俺のやり方か」
どこか納得したように、うんうんと頷く綱海を鬼道がここぞとばかりに畳み掛ける。
「わかったら、ここから先は自分で考えるんだな」
「おう!色々サンキュー。あ!邪魔して悪かったな」
「…そう思うなら、せめてノックを覚えろ」
疲れたように溜息をつく鬼道だが、実は円堂の口を塞いだままだ。
それを抗議するように円堂が鬼道の手をちょっと引っ張るが、少し大人しくしてろと鬼道に視線で返される。
鬼道としてはここで円堂が口を挟むことによって綱海が長居することを懸念したのだ。
これ以上は鬼道としても色々限界だった。
「お前達が上手くことを祈ってるぞ」
でないと、また相談とか言って乗り込まれそうだ。
「おう!頑張るぜ」
この話題にその返事はどうかと思うが、とにかくやっと部屋を出てくれた綱海に安堵し、ここでようやく円堂の口を解放する。
「き、鬼道…」
「…少し待ってろ」
ほぅと息をついた円堂の額を掻き分けてキスすると鬼道は立ち上がった。
もう誰にも乱入されないようドアに鍵をかけるためだ。
「円堂…。今日は加減出来ると思うなよ」
「え?」
「覚悟するんだな」
カシャンという鍵の音と共に浮かべた鬼道の笑みはそれはもう悪魔の笑みと言ってもいいくらい、ぞっとする程綺麗だった。
END?
あれ?ファーストキスの話がラストあれれ?な展開に。
いや鬼道さんが言ってるのはキスの話ですよと言っても説得力ないですよね(汗)。
PR
この記事にコメントする

