主に管理人(柚音)の腐語りやSS、オフライン情報を記載することになります。
今はイナズマイレブンのWキャプテン(鬼道×円堂)に夢中です。
CPは鬼円です。鬼円♀もありますのでご注意下さい。
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やっと終わりました。鬼道父が思わぬ活躍な気も…(;^_^A
しかし…ハロウィン終わって何日目なんだろう、今(遠い目)。
あ、鬼円♀なのでご注意下さい。
しかし…ハロウィン終わって何日目なんだろう、今(遠い目)。
あ、鬼円♀なのでご注意下さい。
(…どうしよう)
(珍しい程の)笑顔の恋人を前に守は究極の選択を迫られていた。
事の始めは朝食後の鬼道父とのやり取りだった。
ハロウィンと言うことで息子と未来の義娘の為に特別に鬼道父が用意させたと厨房の人達に聞いた守が、これまた用意されていた耳つき(垂れ耳のうさぎ)の帽子を被ってお決まりの台詞を言ったのだ。
父親も初めは(実は親子揃って)びっくりした表情だったが、すぐに破顔し守の頭を慣れない手つきで撫でてくれた。
そうして厨房係に「例のものを」と命じたのだ。
大きな手でふかふかの帽子の上からだったが、壊れ物に触るかのように撫でる手つきは、どこか鬼道に初めて撫でられた時のものと似ていた。
が、それに感慨に耽る間もなく、出された『お菓子』に仰天してしまう。
「え?ええええ~!?」
「……父さん」
隣にいた鬼道もどこか呆然としているということは知らなかったらしい。
目の前に出されたのは……。
「…ウェディングケーキ?」
そう、今や結婚式場でも滅多に見られない程の高さを誇るケーキだったのだ。
「一段一段全部味が違うんですよ」
と厨房係が言うのだから、全て本当のケーキと言うことになる。
「えっと…鬼道の毎日のおやつが実はこれくらいとか…」
「んなわけあるか!」
「そ、そうだよな」
自分の身長より高いケーキに圧倒されながらの呟きには、間髪入れず突っ込みが入り、それもそうかと納得する。
鬼道はあまり甘いものとかは食べてないことを思い出したのだ。
「でもなんで…」
「いや守さんが今年はいると知ってね、厨房係も張り切って作ったんだ」
「そうなんですか…」
ほぉ…と感心したようにケーキを見つめる彼女は知らないが、鬼道は何となく事の経緯を理解した。
勿論、守がいることで張り切ったという言葉は嘘ではないが、それが全てではない。
おそらく昨夜の二人を見て、未来を確信したのだろう。
(これが世に言う、赤飯を炊くと言う事態なんだろう)
このケーキが多分鬼道家のそれに値するのかもしれない。
「ところで、もしお菓子が無かったらどうしたんだい?」
「え?う~ん、それは悪戯ですけど」
こうして(有り得ない程の)お菓子を貰ったのだから、それは無い。
「守さんはいつもはどんな悪戯をしてたんだい?」
鬼道父としては、滅多にない子供の行事に興味津々のようだ。
「えっとリップとか使って、やってました」
母親に習った父への悪戯だ。何故か父は喜んでいたが…。
「相手に口紅を付けるのかい?」
「そうではなくて…え~っと自分に付けて頬っぺたとかにチュッて…」
「私にもしてくれんかね?」
「え?でもお菓子貰ったのに…」
こんなに貰っておいて悪戯は無いだろう。
「いや私には悪戯された経験が無くてね」
「そもそもうちにはハロウィンの習慣はないはずですが…?」
どこかしんみりと呟く父に鬼道は溜息をつくが、先の展開は読めていた。
こんなことを言われて人のいい守が承諾しないはずがないのだ。
案の定…。
「わかりました。私で良ければやります」
と、どこか使命感に燃えた守を見て鬼道は頭を押さえた。
守の人の良さを誰よりもわかっているし、愛してもあるが危うさも感じているのだ。
悪い輩に目をつけられないよう常に気をつけなければと思っているが、自分もまた悪い輩の一人だなと自覚もしていた。
彼女の純粋さや優しさに救われただけでなく、不純な想いを抱いた上にあの手この手で恋人にまでしてしまったのだから。
けれど誰よりも彼女を愛しているのも本当で…。
だから例え敬愛する父と言えども、他の男に彼女が頬にキスするのを平静に見ていられなかったのだ。
そうして未来の義娘からのキスを貰って上機嫌で父が仕事に出掛けると、彼女に言ったのだ。
「俺にもしてくれないか?その悪戯とやらを」
そうして事は冒頭へと戻る。
どう見ても何か企んでいるとしか思えない恋人を前に、守は心底困っていた。
それでなくても今朝、起きぬけに「おはよう」とキスされ仰天して飛び起きたのだ。
もっとも、その鬼道に抱きついたままだったので実際は飛び上がれなかったが、代わりに心臓が飛び上がらんばかりに驚いたのだ。
抱きついたまま寝てしまった自分も悪いが、まさか鬼道がそのまま一晩過ごすとは思っていなかったし、鬼道の腕と匂いにひどく安心してしまったのだ。
「えっと鬼道は同じ子供だし…」
ハロウィンは子供が大人に要求するものだからと守にしては考えた断りを入れようとすると…。
「それは残念だな。お前の為に特別な菓子を取り寄せたのだが」
「え?」
ぴくりと帽子の耳ごと反応しそうな程、魅力的な言葉だった。
「特別なお菓子?」
「ああ。お前が気に入りそうだと思ってな」
守のことを守以上に把握している鬼道がそこまで言うのだから間違いは無いだろう。
「さあ、どうする?」
そうして、にやりと笑った恋人の笑みはまさにフィールド上で見せるもので、まさに天才ゲームメーカーだった。
何となく何も仮装していないのに、その背に悪魔の羽を見た気分だ。
そしてそんな文字通り甘い誘惑に守が負けるまで、後少し…。
END
ウェディングケーキとかはハロウィンパーティー(立案・守)を鬼道邸でして消費しました。パーティーには雷門や帝国のメンバーです。
鬼道さんのお菓子は守ちゃん専用で(笑)。
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